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NASA、宇宙飛行士の苦悩のシミュレーションを誤って投稿

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マクサー・テクノロジーズ / ロイター経由の配布
ボーイング・スターライナー宇宙船による国際宇宙ステーションの概要、6月7日

シンガポール(ロイター) – 米航空宇宙局(NASA)は6月12日、国際宇宙ステーション(ISS)で減圧症の治療を受ける宇宙飛行士のシミュレーションを誤って放送し、ソーシャルメディアの投稿で緊急事態を推測する声が上がった。

アメリカ中部時間午後5時28分頃、アメリカ航空宇宙局(NASA)のライブYouTubeチャンネルは、乗組員が減圧症(DCS)の影響を受けていることを示す音声を放送したとNASAはISS Xの公式アカウントで発表した。

ソーシャルメディアに投稿された音声のコピーによると、女性の声が乗組員に「船長を宇宙服を着せ直せ」と指示し、脈拍を測り、酸素を投与し、その後、船長の予後は「微妙」だと伝えたという。NASAは録音を検証せず、音声を再公開もしていない。

数人の宇宙愛好家が、ISSで深刻な緊急事態が発生したという警告をXに伝える音声へのリンクを投稿した。

「この音声は、宇宙でのさまざまなシナリオに備えて乗組員と地上チームが訓練している進行中のシミュレーションから誤って転送されたもので、実際の緊急事態とは関係ありません」とISSアカウントの投稿には記されている。

「国際宇宙ステーション内では緊急事態は発生していない」と付け加えた。

DCS は、気圧の変化により血流中に窒素やその他のガス泡が生じることで発生し、中枢神経系に影響を及ぼし、死に至ることもあります。一般に「ベンズ」として知られています。

ISSの投稿によると、音声放送が行われた当時、ISSの乗組員は、6月13日午前8時(米国東部夏時間)の船外活動に備えて睡眠中だったという。

音声が誤って放送された当時、NASAのISS YouTubeチャンネルには現在、フィードが中断されたというエラーメッセージが表示されている。



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