三菱UFJフィナンシャル・グループは、日本国債（JGB）ディーラー向けの旧式の音声取引方式を維持すると同時に、電子取引機能の更新に力を入れている。
これは、日本最大の銀行の電子取引チームを世界中に50人以上の人員に拡大する取り組みを先導してきたスチュアート・テイラー氏の言葉だ。
「我々は電子取引の分野に遅れをとった」と、同銀行の電子取引部門責任者テイラー氏はインタビューで語った。「日本はこれまで非常に関係性を重視した市場であり、今後もそうあり続けるだろうが、データ、コンプライアンス、効率性の世界と比べると、それはゆっくりと崩れつつある」
