2024年8月13日 12時24分
ミルウォーキー(AP通信)―ムーキー・ベッツが左手の骨折から復帰し、本塁打と3打点を挙げた。大谷翔平も本塁打を放ち、ロサンゼルス・ドジャースは月曜の夜、ミルウォーキー・ブルワーズを5対2で破った。
クレイトン・カーショウ投手は今季初勝利を挙げ、5回2/3を投げて1失点、6奪三振で、ナショナル・リーグの地区首位同士の4連戦の初戦をドジャースが制した。
ドジャースは同日、ベッツを故障者リストから復帰させ、右翼手として2番打者として起用し、大谷を先頭打者にした。ベッツは今年、6月16日にカンザスシティのダン・アルタビラの時速98マイルの速球が手に当たるまでは、主に遊撃手として先頭打者として起用されていた。
ベッツはこの日の初打席で、オールスターに8回選出されたフレディ・ペラルタの2-2のスライダーを空振り三振に仕留め、同選手は振り回された。しかし、その2イニング後に再びペラルタと対峙すると、ベッツは2-1の速球をレフトフェンスを越え、ドジャースに2-0のリードをもたらした。
ベッツは7回にもブライアン・ハドソンからツーアウトで1点適時打を放った。
大谷は5回、ペラルタの3-0速球を左中間へ424フィートのホームランで打ち、通算36本目のホームランを放った。大谷は月曜日、アトランタのマーセル・オズーナと並んでナショナル・リーグのトップに立った。
ペラルタ投手(7勝7敗)は6イニングで4奪三振、4失点、5安打、2四球。6回にはセンターのギャレット・ミッチェルが壁の前に飛び出してギャビン・ラックスの長打を捕球し、ペラルタ投手は助けられた。
ミルウォーキーは、ウィリアム・コントレラスがジョー・ケリーを2アウトからライトへの2点本塁打で迎え、6回にロサンゼルスのリードを4対2に縮めた。その後、ウィリー・アダメスとゲイリー・サンチェスが連続ヒットを放ち、同点となる可能性のあるランナーを塁に送り、その後ケリーがリース・ホスキンスを三振に打ち取り、反撃を終わらせた。
ドジャースは7回に追加点を挙げ、その後ブルワーズを無得点に抑えた。ダニエル・ハドソンは9回に3者連続アウトを取り、16回のセーブ機会中15回目を記録した。
カーショー(1勝2敗)は、オフシーズンに肩関節包の靭帯修復手術を受けたため、今年の先発3試合でいずれも4回2/3以上投げられなかった。サイ・ヤング賞を3度受賞している同投手は、アメリカン・ファミリー・フィールドでのレギュラーシーズン10試合で防御率1.54を記録している。