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JR九州のフェリー部門、水漏れ隠蔽で処分

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国土交通省は火曜日、高速旅客船の水漏れを隠蔽したとして、九州旅客鉄道(JR九州)のジェットフェリー子会社に対し行政処分を行った。

同省は、海上運送法に基づき、子会社のJR九州高速船に対し、運輸安全管理責任者と船舶運航管理者の解任を命じた。同省がこのような命令を出すのは初めて。

また、国交省はJR九州高速船に対し、安全確保の徹底を指示した。

JR九州高速船は問題を隠蔽したまま、福岡県博多区と韓国釜山市を結ぶ高速船「クイーンビートル」を3カ月半にわたり運航し続けた。

JR九州は8月、子会社が船首部浸水について国交省に報告していなかったと発表し、隠蔽は子会社上層部の指示によるものだったと説明。当時の田中渉社長は解任された。

隠蔽は国交省の抜き打ち検査で発覚し、ジェットフェリーは8月13日から運休となっている。

同省は23年6月、船体に亀裂があったにもかかわらず、必要な検査を行わずに運航を続けていたJR九州高速船に安全確保を命じた。

同省は火曜日、子会社の悪質な法令違反を非難し、10月末までに安全・運航管理者を解任し、再発防止策を講じるよう指示した。

同省で命令書を受け取った大場健二社長は「安全管理体制の再構築に努めたい」と述べた。



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