パリ –
国際オリンピック委員会は金曜日、性別をめぐる騒動の中心となっているボクサーたちが受けた虐待について発言したが、同時にこの2人はパリ五輪に出場する資格を維持するとも述べた。
アルジェリアのボクサー、イマネ・ケリフと台湾のリン・ユーティンのオリンピック出場は、昨年の世界選手権で国際ボクシング協会（IBA）から「それぞれの種目の女子部門で競技するために必要な資格基準を満たしていない」との判定を受けて失格処分を受けており、すでに物議を醸している問題となっている。
この問題は木曜日、女子66キロ級でケリフがイタリアのアンジェラ・カリニを破ったことで頂点に達した。カリニはパンチの応酬の末、試合開始わずか46秒で棄権した。
