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フライパンひとつで簡単にポモドーロパスタを作ってみよう。パスタキューブやミールキットも調理をシンプルにする

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By Midori Yamamura / Yomiuri Shimbun Staff Writer 2024年6月30日 14:00(日本時間) フライパン 1 つですべて作れるワンパンパスタは、1 人分を簡単に調理でき、洗い物の手間も省けます。暖かい季節や屋外での調理に、この時間節約レシピをお試しください。 通常、パスタを作るには少なくとも2つの調理器具を使います。1つは麺を茹でる用、もう1つは具材とソースを煮込む用です。ワンパンパスタは、フライパンで茹でていないパスタを、茹でた具材とソースと一緒に入れて水分を補給します。これでは味が薄くなるのではないかと心配されますが、実は水分が蒸発するので風味は保たれます。 イタリア料理のシェフ、ファビオさんは、YouTubeチャンネル「ファビオめし/イタリアンシェフの世界」で、フライパンひとつで作れるパスタのレシピを発信しており、調理時間10分程度で作れるレシピが多数あります。このほど、人気レシピを集めた本を出版しました。 ファビオ氏によると、ワンパンパスタが特別なのは、「パスタのでんぷんが水に溶けて、同じフライパンで作ったソースが濃くなる」からだという。 ファビオさんは、この時間節約レシピを「忙しい人、料理初心者、暑い夏にストーブを使いたくない人に最適」だと勧めています。 ファビオはリッチなポモドーロのレシピを共有しました。 レシピ動画会社「デリッシュキッチン」副編集長の斎藤香織さんによると、ワンパンパスタは1~2人分が適しているという。コロナ禍で在宅勤務が定着し、少人数分の料理を自宅で作るニーズが高まっている。 「一人でもおいしく簡単に作れるレシピが人気になっています」と斉藤さん。ワンパンパスタのレシピはデリッシュキッチンで公開されている。 「フライパンひとつで麺を茹でながら食材を調理するなんて想像しにくいですが、料理動画の人気で実践しやすくなりました」と彼女は言う。 もっと簡単にパスタを作りたい人のために、専用の調味料や調理キットも用意されています。 味の素が2月に発売した「パスタキューブ」(270円前後)は、しょうゆや塩、にんにく、しょうがなどが入ったキューブ状の調味料。ペペロンチーノ味としょうゆ風味の和風味の2種類がある。キューブでパスタを作るには、フライパンで材料を炒め、麺と水、キューブを入れて煮込むだけ。味付けの難しさなどの悩みを解消してくれるという。 シーズスコア社の「パスタキット」は、パスタと具材、調味料がセットになったミールキット。フライパンに材料を入れて水で茹でるだけでパスタが完成。ガーリックペペロンチーノ(680円)やボンゴレ(745円)などのパスタキットが人気。 「この製品は軽量で、調理液が出ません。調理液を捨てるのは絶対にダメです。当社の製品は屋外での調理に適しています」とシードスコアの広報担当者は語った。 *** ワンパンポモドーロ 材料(1人分): オリーブオイル25グラム つぶしたニンニク1片 バジル 1バッチ トマトペースト25グラム パスタ80グラム チーズパウダー6グラム 方向: 1. フライパンにオリーブオイル、つぶしたニンニク、バジルの茎を入れ、中火で熱します。香りが出てきたら茎を取り除き、火を弱めます。トマトペーストを加えて軽くかき混ぜます。 2. 鍋に水370ミリリットルと塩3グラムを入れ、沸騰したらパスタを入れます。パスタを水に浸し、蓋をして中火でパッケージに表示されている時間茹でます。 3. 鍋に水分が多すぎる場合は、蓋を外して強火で煮詰めます。ちぎったバジルの葉とチーズパウダーを加えて混ぜます。 もっとニュース

世界初の木製衛星が報道陣に公開。宇宙での木材利用の実用性を判断する一助となる

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読売新聞京都大学と住友林業が開発した世界初の木製衛星の黒色の面に太陽電池パネルが取り付けられている。 読売新聞 2024年6月30日 14:04 日本時間 京都大学と住友林業が最近完成させた世界初の木製衛星が5月28日に報道陣に公開された。 衛星はミッションを終えて大気圏で燃え尽きると金属粒子が発生しますが、木製の衛星であれば金属粒子の発生量を減らすことができます。 この新しい小型衛星は、9月に米国から国際宇宙ステーションに向けて打ち上げられ、その後、日本の国際宇宙ステーション実験モジュール「きぼう」から放出される予定だ。 衛星は10センチ立方体で、電子回路を含めた重さは約1・1キロ。箱は刀の鞘などに使われるホオノキで作られ、釘やネジを使わず部品をはめ込む伝統的な組み方を採用した。 衛星の表面には太陽電池パネルが取り付けられており、反りや本体の温度などの状態データを約半年にわたって京都大に送信する。宇宙で木材が使えるかどうかの実証実験などに活用される。 「将来的には、月や火星に木を植え、家を建てることができるようになるでしょう」と、同大学のプログラム特任教授であり、衛星を開発したチームのメンバーでもある宇宙飛行士の土井隆雄氏は語った。 もっとニュース

大谷翔平が3回にホームラン、11回に7得点でドジャースがジャイアンツに14-7で勝利

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AP 2024年6月30日 12時39分 サンフランシスコ(AP通信) — ウィル・スミスが7点を奪った11回表に2点を叩き込み、ロサンゼルス・ドジャースは土曜の夜、サンフランシスコ・ジャイアンツを14対7で破った。 スミスは、大谷翔平が故意四球で出塁した後、回先頭打者として、ショーン・イェル(3勝2敗)から左中間の隙間に強烈な二塁打を放ち、2点を獲得した。ドジャースは、フレディ・フリーマン、テオスカー・ヘルナンデス、クリス・テイラー、ジェイソン・ヘイワードがイェルから出塁し、5連続安打を放った。 試合は11回の猛攻まで接戦となり、10回には両チームとも自動的にランナーが出た。ドジャースのミゲル・ロハスが1点適時打を放ち、ジャイアンツのデビッド・ビラーが2塁打で同点に追いついた。しかしダニエル・ハドソン(5勝1敗)が1アウト満塁のピンチを切り抜け、試合は11回まで持ち越された。 ドジャースは今シーズン、6試合中5試合に勝利し、ジャイアンツに対しては6勝2敗となっている。 ジャイアンツは3回裏に4点を先制したが、ドジャースも4回に4点を返して6対5とリードした。ブレット・ワイズリーは5回にバットを折って打った1点適時打で同点に追いついた。 マット・チャップマンはジャイアンツで3安打と1四球を放った。 大谷は3回にホームランを打ち、ロサンゼルスに2対1のリードをもたらした。 ドジャースの先発タイラー・グラスノウは3イニングで5失点と今季最短の登板となった。ロサンゼルスは9人の投手を起用し、ジャイアンツは先発投手数人が負傷したためブルペン投球を頻繁に行わざるを得なくなったため、7人の投手がブルペン投球を行った。 エリック・ミラーの先発投手の後を引き継いだスペンサー・ハワードは、2回2/3を投げて6失点した。サンフランシスコは、ブルペン投球回数が340.2回でメジャーリーグトップの状態でこの試合を迎えた。 もっとニュース

今年は1万品目以上の食品・飲料の価格が上昇する見込み。昨年の3万品目以上から減少

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読売新聞 2024年6月30日 13:01 日本時間 今年、値上げされたり値上げされる食品や飲料の品目数は1万品目を超える見通しで、3万品目を超えた昨年より大幅に減少することが民間調査会社の調べで分かった。 為替市場で円安が進むと、海外からの原材料や資材の調達コストが高騰する懸念があり、帝国データバンクは「これから秋にかけて大規模な値上げラッシュが訪れるだろう」とみている。 調査会社は国内の主要食品・飲料メーカー195社から価格動向を集計。1~11月に値上がりした、または値上がり予定の品目は計1万86品目となった。 この数字は、2023年全体で値上がりした品目数3万2396品目の3分の1以下だが、値上がりの主な要因は「原材料価格の上昇」が昨年と同じ9割超を占めた一方、「円安」は2023年の11.4%から29.8%に増加した。 7月は合計411品目の食品・飲料が値上げされる予定。 メルシャンはワイン約130品目を値上げする。輸入ワインは5~50%、日本ワインは10%の値上げとなる。山崎製パンはレーズンやチョコレートを使った商品の一部を値上げする。円安に加え、天候不順による農作物の不作で原材料費が高騰した影響も各社に及んでいる。 もっとニュース

ウクライナ当局者、ロシアが42億5000万ドル相当の穀物を盗んだと主張

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時事通信 2024年6月30日 12時23分 キエフ(時事通信) - ロシアは2022年2月の侵攻以来、ウクライナ領から最大42億5000万ドル相当の穀物を盗んだと、ウクライナのタラス・ビソツキー農林水産政策・食糧相代行が時事通信との最近のインタビューで語った。 ロシアが占領下のウクライナ領土から盗んだ穀物の量は「最大1,700万トンに達する可能性がある」とヴィソツキー氏は語った。 ヴィソツキー氏は、ロシア軍はウクライナ東部と南部の農地620万ヘクタールを占領しており、これは同国全体の19%にあたると述べた。 ロシア軍は盗んだ穀物を「ロシア製」としてアフリカや中東などの地域に輸出しているとみられる。 ウクライナは小麦とトウモロコシの主要輸出国です。農産物はウクライナの輸出の約60%を占めています。 ヴィソツキー氏は、食糧安全保障を確保するためには黒海を通る船舶の安全を維持することが重要だと述べた。 同氏は、ウクライナの農地から地雷を除去する日本の技術に大きな期待を寄せている。地雷除去には「数十年」かかるだろうと同氏は語った。 ウクライナ政府は、ウクライナの土地の1,740万ヘクタール、つまり国土全体の約30%に地雷が敷設されていると推定している。今年は、51万2,000ヘクタールの農地の地雷除去が計画されている。 ウクライナにおける地雷除去活動に対する日本の支援の一環として、日本の大型地雷除去機が7月に同国に届けられる予定となっている。 ヴィソツキー氏は、日本の経験はウクライナにとって「非常に必要」かつ「非常に貴重」であると述べた。 同外相は、ウクライナでの鳥インフルエンザ発生を受けて課されたウクライナ産鶏肉の輸入禁止措置を日本が早期に解除するよう求めた。ウクライナは日本に対し、禁止措置の解除を求める正式な書簡を送ったと同外相は述べた。 もっとニュース

息子の妻がワーキングホリデーで海外に行くことに憤りを感じる

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読売新聞 2024年6月30日 11時42分 トラブルシューター様: 私は60代の女性契約社員です。息子夫婦は30代前半で、2年前に結婚しました。この夏、息子はワーキングホリデーで海外に行く予定です。結婚前に行きたかったのですが、コロナ禍で叶わなかったそうです。 息子は優しくて、妻と口論することもできないし、妻は「ノー」とは決して言いません。また、妻の両親も海外へ行くことに反対していません。妻は大学時代に留学し、現在は国際線の客室乗務員として働いているので、英語が話せます。 妻は仕事を辞めてワーキングホリデーに参加する。その間、息子は家賃の安い所に引っ越す。時間とお金の無駄だと思うし、苦しむのは息子だ。でも、わがままな妻は謝らないし、私は妻に対して憤りを感じ始めている。 親戚や友人も彼女の行動にうんざりしています。彼女がやりたいことをやるなら、まず離婚すべきです。家で子供を育てるのが妻の役割だとは思いませんが、息子夫婦には夫婦として助け合ってほしいです。 — J、東京 親愛なるJさん: 私たちは男女雇用機会均等法第一世代です。男女の区別なく企業に採用され、今、定年を迎えようとしています。さまざまな困難を乗り越え、女性の働き方も変わってきました。 あなたはそのような背景から来ているにもかかわらず、息子の妻が謝罪せず、自分のやりたいことをやるならまず離婚すべきだと文句を言っています。 あなたは彼女を批判し、彼女を憎み、頑固だと言い、彼女を利己的な嫁と呼んで仲間を集めています。これには、息子さんをかわいそうに思うという以上の理由があるのではないかと思いますが、私の考えは正しいでしょうか? 働き方は生き方。早くから国際感覚を身につけた彼女にとって、海外で働きながら学ぶことは呼吸するのと同じくらい自然なことなのでしょう。ワーキングホリデー制度には年齢制限があるので、早く行きたいそうです。息子さんは彼女のことを理解して結婚したのですから、諸費用は必要経費であり、将来への投資だと思えませんか?問題が起きても、夫婦で解決するのが仕事です。経済的な援助をしているわけではないので、口出しする権利はありません。 移行期に苦労した我々の目には、彼らはうらやましいほど自由に映る。しかし、それは単に時代の変化を反映しているに過ぎない。この春、元客室乗務員が日本の航空会社の社長になった。我々は時計の針を戻すべきではない。 — Hazuki Saisho, writer もっとニュース...

妻と幸せに暮らしたいのに、妻はもう私と話してくれない

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読売新聞 2024年6月30日 11:00(日本時間) トラブルシューター様: 私は50代の男性会社員で、パートで働く40代の妻との関係に悩んでいます。私たちには高校生から社会人まで3人の子供がいます。 私たちは結婚して25年になりますが、いつも喧嘩ばかりしています。数年前から妻は私と口をきかなくなり、一緒に買い物に行こうとも誘わなくなりました。私たちは別々の部屋で寝ており、セックスもほとんどしません。 もう会話がないのは困ったことだと彼女に言ったところ、彼女はそれは長年の恨みの結果だと言いました。以前、私は感情的になりすぎて、離婚したいと彼女に言いました。また、何度も彼女を無視しました。 私の妻は、父親譲りの高圧的で横柄な性格で、最近、それが本当にイライラします。妻はかつて私にこう言いました。「私の父は会社でとても尊敬されていたのに、あなたはただの負け犬よ。」私は死ぬまでその言葉を忘れないでしょう。 子どもへの影響を考えると、離婚はできないと思います。また独身に戻るのも辛すぎる気がします。この年齢では新しいパートナーを見つけるのは無理だと思います。妻と幸せに暮らすにはどうすればいいでしょうか? — 京都府 Bさん 親愛なるBさん: 結婚したからといって、二人が仲良くなるわけではありません。残念ながら、自分を嫌っている人を魔法のように突然好きにさせる方法はわかりません。 あなたの奥さんは長い間あなたに我慢してきたに違いありません。あなたは手紙の中で奥さんについてひどいことをたくさん書き、欠点を指摘していますが、おそらくあなたは奥さんにもっとひどいことを言ったことがあると思います。 あなたの手紙から、あなたは「私が正しい。あなたとの結婚を許している」と思っていることがわかります。あなたは年を取ってきているので、自分の将来について心配しているのでしょう。 プライドを捨てて許しを請いましょう。たとえ何年もかかっても、彼女があなたを許してくれるまで、懇願し続けましょう。もう手遅れかもしれませんが、これが最後のチャンスかもしれません。 ご自身で市の相談センターでカウンセリングを受けて、外部の意見を聞いて自分の行動をコントロールしてみてはいかがでしょうか。その後、奥様に夫婦カウンセリングに通ってもらうのもよいかもしれません。 それができないのであれば、一人で老いることを覚悟し、一人での暮らしを楽しむ方法を見つけるのも一つの選択肢です。 — 山田昌弘 大学教授 もっとニュース

Walking through Japan’s Waterfall Paradise Created by Lava; Highly Carbonated Hot...

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By Futoshi Mori / Japan News Senior Writer 9:00 JST, June 30, 2024 HIDA-OSAKA, Gifu — The roar of a waterfall pierces the serenity of the...

日本オリンピック選考会4日目プレビュー

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日本のオリンピック選考会、 全国陸上競技選手権大会と全国U20選手権大会は、日曜日に新潟のデンカビッグスワンスタジアムで終了します。午後と夕方には小雨が降る予報ですが、これまでに全国選手権大会の新記録が 7 つ、U20 の全国記録が 1 つ出ており、大会最終日に 1 つ、あるいは 2 つの全国記録が生まれる可能性は十分にあります。 ライブ結果はここで発表されます最終スケジュール:女子砲丸投げ決勝 14:45すでに女子円盤投げで優勝し、メインイベントでカムバックを果たした地元の 美しいコーリー 2023年の砲丸投げ全国タイトルの連覇を目指す。今シーズン、16メートルを超える唯一の女性であり、この記録を達成した選手は、3位の Fumiko Ono。郡菜々花 (新潟アルビレックスRC) - SB 16.19 m /...

ニッポン2050 / 過疎化が進む地域を生き抜くために、日本の民間セクターが革新的な方法を試す

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読売新聞 2024年6月30日 7時(日本時間) ある推計によると、日本の人口は2056年までに約1億2400万人から1億人未満に減少するだろう。読売新聞は4月、慢性的な出生率の低下を食い止め、日本社会の活力を将来にわたって持続させるための一連の提言を発表した。これは、2050年の日本がどのような姿になっているか、国民としてどのように課題に立ち向かうか、そしてどのような社会にしたいかを探るシリーズの第1弾である。 *** 千葉県の田舎で、東京の住宅建設会社がインフラに依存しない家を実現した。 南房総の海岸沿いに無印良品ハウスが建てた「ネットゼロハウス」には電気も水道もありません。ライフラインが整備されていないのに、自然が豊かな地域でどう暮らすかがコンセプトです。 良品計画の子会社であるMUJI HOUSEは4月にモデルハウスを公開した。ワンルームの住居は12平方メートルの広さで、屋根と壁にソーラーパネルを設置して電力を供給している。シャワーの水は家庭排水を浄化してリサイクルするシステムから供給されている。 トイレは水を流すのではなく、微生物が排泄物とトイレットペーパーを分解します。 MUJI HOUSEは、車輪が付いていてトレーラーで移動できるネットゼロハウスを2025年に商品化することを目指している。 同社商品開発部長の河内幸治氏は「人口減少やインフラ整備が深刻化する社会における住宅のモデルとなる」と話す。 2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにするという政府のカーボンニュートラル目標に沿って、多くの企業が同様の住宅の開発を開始している。 「2050年にはインフラを自前で備えた住宅が主流になるかもしれない」と河内氏は言う。 空の配送ルート 全長1.7メートルのドローンに生活必需品を積んで、山梨県小菅村の「ドローンデポ」と呼ばれる物流拠点から飛び立つ。 ドローンは深い森の上をまっすぐに飛行し、人里離れた村の空き地に静かに着陸した。そして貨物を降ろし、倉庫に戻る。 「ドローンが生活インフラの一部になれば、日本全国どこへでも配送サービスを提供できるようになる」と、東京に拠点を置くドローン開発会社、エアロネクストの代表取締役、田路圭介氏は語る。 エアロネクストは2021年にドローン配送事業を開始し、現在は全国8自治体で事業を展開しているが、いずれも過疎化が進む。住民は買い物が不便になり、遠隔地のため通常の配送業者にとってはコストがかかりすぎる。 エアロネクストは今後数年間で、800以上の自治体に事業を拡大する予定です。 東寺さんは、2050年に空が道路のように使われることを思い描いている。「物流手段が確保できれば、生活は維持できる。『昔は買い物に行くのが大変だった』と言われる日が来るでしょう」 野村総合研究所は、道路や水道管などインフラの7割以上が2030年以降に更新時期を迎えるとの見通しを示した。国土交通省によると、2040年までに全国の道路橋73万橋のうち75%、トンネル1万1千本のうち53%が築50年以上となる。 公共政策の専門家である東洋大学の根本雄二教授は「すべてのインフラを維持するのは難しい。利便性よりも持続可能性を優先し、最も必要なものを残すための『インフラ削減』という観点で考える必要がある」と指摘する。 「第2の地方自治体」構想 地方の行政体制にも変化が起きている。 「人口減少社会に最も求められているのは相互扶助だ」と、地域課題の解決に取り組む東京の企業、パラミタの共同代表取締役、林篤氏は言う。 「住民や企業が連携し、いわば『第二の自治体』として自治体の運営を補完していくことが必要だ」 典型的な事例は、人口約1,200人の奈良市月ヶ瀬地区にある。 4月、パルミタさんは住民らとともに地元協同組合を立ち上げ、リサイクル可能な廃棄物の収集やコミュニティバスの運行を開始した。 市などによると、この取り組みは、住民同士の助け合いの意識を高め、参加を促すのが狙い。最終的には、協同組合の運営で得た利益を地域のためにどう使うかを住民が決めることになる。 「ここで暮らし続けられるよう、自分たちに何ができるかを考えていきたい」と月ヶ瀬に住む3児の父親、松本尚之さんは語った。 2004年の地震で大きな被害を受けた新潟県長岡市の山古志地区で、もう一つのユニークなプロジェクトが立ち上げられた。 「ネオ山古志村プロジェクト」と名付けられたこのプロジェクトでは、民間団体「山古志住民協議会」が発行する電子住民票を、地域外に住む人でも購入できる。 現実と仮想空間を組み合わせたこのプロジェクトは、約1,700人の「デジタル村民」と地元住民を結びつけ、オンライン会議や山古志村での会合に集まり、地域の課題に取り組んでいます。 同協議会代表の竹内遥さんは「地域への思いを共有する住民や関係者のコミュニティーを築けば、小さな地域でも自立して存続できる」と話す。 住民が自治の必要性を考え始めるきっかけとなっているのは、人口減少だ。 地域社会論を専門とする立命館大学の中西典子教授は「今後は住民が自らの力で地域づくりをしていくことが必要。自治体はそうした取り組みを支援する必要がある」と指摘する。 もっとニュース