インドの活況を呈する株式売買市場は、期待外れの収益と人工知能の現実認識により自社の株価が打撃を受けていた日本のテクノロジー投資会社ソフトバンクグループに利益をもたらしている。
ソフトバンクが出資する3社は、先週ムンバイで好調なデビューを果たした。新規株式公開（IPO）企業の中で最大規模となった電動スクーターメーカーのオラ・エレクトリック・モビリティの株価は75％急騰した。ソフトウェアメーカーのユニコマース・イーソリューションズの株価も約75％上昇し、ベビー用品小売業者のブレインビーズ・ソリューションズの株価は40％以上上昇した。
さらなるIPOの成功は、孫正義最高経営責任者（CEO）が計画するAIと半導体への大規模な進出に資金を追加することになるかもしれない。同社は巨額の現金を蓄えており、その資産価値は半導体関連会社アーム・ホールディングスの株価とともに急上昇している。
