岸田文雄首相は月曜日、タジキスタンのエモマリ・ラフモン大統領、トルクメニスタンのセルダル・ベルディムハメドフ大統領とそれぞれ約10分間電話会談を行った。
岸田外相は金曜日から月曜日にかけてカザフスタン、ウズベキスタン、モンゴルを訪問する予定だった。訪問中、カザフスタンではタジキスタンやトルクメニスタンを含む中央アジア5カ国と日本との初の首脳会談が開催される予定だった。
岸田外相は両首脳に対し、気象庁が南海トラフ巨大地震の発生危険性が高まったとして緊急情報を出したため、中央アジア訪問を中止したと説明した。
日本外務省によると、両者は中止に理解を示したという。
首相は、中央アジアとの関係強化に向けた日本の継続的な取り組みと、同地域への訪問を再調整したいという意向を伝えた。
