鈴木俊一財務相ら岸田文雄内閣の一部閣僚は、政治資金集めパーティーの開催を再開したと発表した。
鈴木首相は木曜日の記者会見で、先週末にそのようなパーティーを開いたと述べたが、参加者が250人程度だったため、大規模なパーティーの開催を控えるよう求める大臣の行動規範に反するものではないと付け加えた。
自民党内の派閥が政治資金パーティーを悪用して裏金を造成していたことが発覚した後、岸田氏は派閥に対し、当面はそうしたパーティーを自粛するよう求め、自らも首相在任中は自粛すると明言した。
しかし鈴木氏は、自身の政党がいかなる法律にも違反したり、法律を回避したりしていないと主張した。
「(政党を通じた資金集めは)今後も抑制的にやっていく」と語った。
武見敬三厚生労働相は2日の記者会見で、選挙事務所の資金が不足していたため「現行法に基づいて」7月29日に資金集めパーティーを開いたと述べた。
「選択の余地はなかった」と彼は強調した。
松本剛明総務大臣が土曜日、自身の選挙区の一部である兵庫県姫路市でパーティーを主催したと週刊文春が報じた。同大臣は木曜日の記者会見でこの件について明言を避けた。
「必要な経費を確保するため、大臣行動規範に従い、法律に基づいてパーティー開催などの活動を行っていく」と述べた。
林芳正官房長官は定例記者会見で「各大臣は省令の趣旨を踏まえて適切に判断すべきだ」と述べた。