リバプール、イギリス –
リバプール最大のモスクにとって、初めての出来事が続いた一週間だった。
ほとんどの入口は封鎖され、視認性の高いジャケットを着た男たちが交代で巡回し、少数の礼拝者が夜間は中で眠っている。アル・ラーマ・モスクの職員によると、これらはすべて、英国で数年ぶりの暴動が起きている中で必要な予防措置だという。
警戒が強まった背景には、左派が多いことで知られるイングランド北部の都市リバプールでも、モスクや移民センター、ホテルなどを標的とした暴力的で人種差別的な抗議活動が広がっていることから、同市のイスラム教徒や少数民族の一部が身の危険を感じると訴えていることがある。