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ティーンのスケートボードスター、トゥルーとブラウンが日本のルーツを受け入れる

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パリ大会では、2年連続銀メダリストの平木ここな選手が女子パークスケートボードで表彰台に立った唯一のチームジャパン選手だったが、新オリンピックチャンピオンのアリサ・トゥルー選手と銅メダリストのスカイ・ブラウン選手も日本にルーツを持つ。

(左から)日本の平木ここな、オーストラリアのトゥルー亜里沙、イギリスのスカイ・ブラウンが、2024年8月6日にパリ五輪の女子パークスケートボード競技終了後、それぞれの国旗とメダルを持ってポーズをとっている。(共同)

14歳のオーストラリアの天才トゥルーと16歳のイギリスのスター、ブラウンは日本人の母親を持ち、二人とも日本に温かいつながりを感じている。

日本の南西部にある宮崎県で生まれ、現在はカリフォルニアを拠点に活動するブラウン選手は、スケートボードが東京オリンピックに初採用された3年前、表彰台に上って以来、2度目の銅メダリストとなった。

彼女は、元トップレベルのスケートボーダーだったイギリス人の父スチュアートからスケートボードを学んだが、母親の美恵子からは特定の日本人的特徴を受け継いだという。

「日本の文化には規律があり、強いところがあると感じます」とブラウンは火曜日のラ・コンコルドでの決勝戦後に語った。

この十代の少女は、パリでの予選ラウンド中に転倒して肩を脱臼し、症状を悪化させるなど、大会前に相次いで受けた重傷を克服し、その資質を発揮した。

ブラウン氏は日本を「本当にクールな文化を持つクールな国」と表現したが、オーストラリア史上最年少のオリンピック金メダリストであるトゥルー氏も同じ意見だ。

「本当にクールで、本当に楽しい」と、昨年5月に東京近郊の千葉でXゲームズデビューを果たしたトゥルーさんは語った。

オーストラリア北東部のケアンズで生まれ、現在はゴールドコーストに住んでいるトゥルーは、ウェールズ出身の父親サイモンからスケートボードも学んだ。

母の愛子さんは中部地方の岐阜市出身で、漢字で表記すると「ありさ」という名前になるアリサがオーストラリアにオリンピックの歴史を刻むのをスタンドから見守っていた。

「娘がやりたいことをすべてできてよかったです」と愛子さんは言う。「これからも楽しく、けがをせずに過ごしてほしいです」


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