ローマ/ナポリ –
ジョルジャ・メローニ首相は、おそらく西欧で最も公然と中絶反対を唱えるイタリアの首相だが、バチカンを擁しカトリック教徒が多数を占めるこの国で妊娠中絶を行うことは、そもそも容易なことではなかった。
ナポリ出身の33歳の歌手兼ミュージシャン、リンダ・フェキさんが、この手術を受けた際に受けた偏見と虐待についての体験談を投稿したところ、彼女と同じ体験をした多くのイタリア人女性から心のこもった応援メッセージが寄せられた。
彼女はまた、メローニ氏の指導下で生殖に関する権利をめぐる国内の分裂が激化していることを反映して、批判や侮辱も受けた。