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日本のサニブラウン選手が自己新記録を樹立も男子100m決勝には出場せず

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パリ五輪の男子100メートル決勝で、サニブラウン・アブドゥル・ハキム選手は9.96秒の自己ベストを記録したが、92年ぶりに日本人選手として決勝に進出することはできなかった。

25歳の彼は、満員のスタッド・ド・フランスで行われた準決勝で、予選通過者で最終的に銀メダルを獲得したジャマイカのキシャネ・トンプソンに9.80秒で勝利し、4位となり、総合10位となった。

ノア・ライルズは決勝でトンプソンを0.5秒差で破り、2004年以来初めてアメリカに男子100メートルの金メダルをもたらした。

日本のサニブラウン・アブドゥル・ハキム選手が、2024年8月4日、パリ近郊のサン=ドニにあるスタッド・ド・フランスで行われたパリ五輪陸上競技の男子100メートル準決勝で走っている。(共同)

サニブラウンは準決勝で力強いスタートを切ったが、60メートル地点あたりからトンプソンとアメリカのフレッド・カーリーに遅れをとり、カーリーは銅メダルとなった。

「スタートでは全力を尽くし、勢いもあったが、後半は力を出し切れなかった」とサニブラウンは語った。彼は8人による決勝に進出した最後の選手、米国のケネス・ベドナレクより0.03秒遅かった。

「自分のペースで走ればついていけると言われていたが、少しペースを上げすぎてしまったようだ」

パリ五輪男子100メートル準決勝に出場する日本のサニブラウン・アブドゥル・ハキム選手(中央)。2024年8月4日、パリ近郊のサン=ドニにあるスタッド・ド・フランスで行われる。(共同)==共同

ブルーリボンレースの最後の日本人決勝進出者は、1932年ロサンゼルス大会の吉岡孝好だった。彼は6位でフィニッシュし、夏季オリンピックにおける日本人短距離選手の最高成績となった。

サニブラウンは予選で10.02秒を記録し、オリンピックでの日本人選手のこれまでの最高記録を0.03秒短縮し、準決勝で8番目に速いタイムで出場権を獲得した。

サニブラウンは「世界との差は縮まっているが、全体のレベルが急速に上がってきているので、少しずつ上達するだけでは追いつけない」と語った。


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