ホーム jpn 日本は男子団体エペでハンガリーに敗れ、銀メダル

日本は男子団体エペでハンガリーに敗れ、銀メダル

31
0


パリ五輪の金メダル決定戦でハンガリーにサドンデス負けし、日本は男子エペ団体で2年連続の金メダル獲得を狙ったが、その望みはかなわなかった。

ハンガリーはグラン・パレで行われた低得点の決勝戦で、リーダーのゲルゲイ・シクロシが先週日曜日の男子個人エペ金メダルの加納幸樹に対して決定的な一撃を決め、26対25で勝利した。

パリ五輪の男子エペ団体決勝でハンガリーに敗れた日本のフェンシング選手(左から)山田勝、小又章、加納宏輝、美濃部和康。2024年8月2日、パリのグラン・パレで撮影。(共同)

嘉納、山田勝、小又章、美濃部和康の日本チームは、第9リレーと最終リレーで嘉納と東京個人エペ銀メダリストのシクロシが対戦する時点で20対18とリードされていた。

カノは最初の2回のタッチで得点し、20対20の同点に追いついたが、その後シクロシがハンガリーを再びリードさせた。25対24とリードされたカノは、残り3分のタイムリミットの7秒を切ってハンガリーのディフェンスを突破し、試合をサドンデスへと導いた。

シクロシ選手は延長戦開始14秒目に金メダル獲得のタッチを決め、チームメイトたちに囲まれて祝福した。

日本のフェンシング選手、加納宏輝選手(右)が、2024年8月2日、パリのグラン・パレで行われたパリ五輪男子エペ団体決勝でハンガリーのダビド・ナジ選手と対戦する。(共同)

「幸樹加納選手は特別なフェンサーなので、同点に追いつくだろうと分かっていました」とシクロシは語った。「だから、3分間ずっとワンタッチ(サドンデス)に備えていました」

オリンピック初出場の小又は決勝戦で日本勢最強の選手となり、3つのリレーで11対7のスコアで無敗を収めた。

「金メダルを取れなかったのは少し残念だが、初めてのオリンピックで銀メダルを取ることができて嬉しい」と26歳の選手は語った。

「初戦と準決勝ではすごく緊張したけど、経験豊富なチームメンバーが、いつも通りフェンシングをすれば大丈夫だと言ってくれたので、決勝ではリラックスできました。」

パリ五輪の男子エペ団体銀メダルを手にポーズをとる日本のフェンシング選手(左から)美濃部和靖、山田勝、小又章、加納宏輝。2024年8月2日、パリのグラン・パレにて。(共同)

3年前の東京で日本が自国開催の大会で獲得した男子エペ団体の初タイトルは、フェンシングにおける日本初のオリンピック金メダルでもあった。

これに先立ち、ディフェンディングチャンピオンはチェコ共和国との準決勝で45対37の緊迫した勝利を収めた。最終リレーではヨーロッパ勢がリードを奪ったが、山田はヤクブ・ユルカを相手に18対14で勝利を収めた。

ハンガリーは、この種目で記録更新となる10度目のオリンピック優勝を狙っていた世界ランキング1位のフランスを45対30で破り、決勝に進出した。銅メダル決定戦ではチェコがフランスを43対41で破った。


関連記事:

オリンピック:日本がパリで女子フルーレ団体で初のメダルを獲得

オリンピック:江村美咲、サーブルフェンシングベスト16で衝撃の敗退

オリンピック:パリで加納宏樹がフェンシング男子個人エペで金メダルを獲得






もっとニュース

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください