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デンマーク、日本が反捕鯨活動家ワトソン氏の引き渡しを要請したと発表

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デンマーク法務省は木曜日、国際逮捕状に基づき先月グリーンランドで拘束された反捕鯨活動家ポール・ワトソン氏の日本からの引き渡し要請を受理したと発表した。

シー・シェパード活動家団体の創設者で、73歳のアメリカ系カナダ人のワトソン氏は、2010年に日本の捕鯨船と衝突した疑いで、7月21日にデンマーク自治領グリーンランドで逮捕された。

「法務省は昨日、日本当局からポール・ワトソンに関する正式な引き渡し要請を受けた」とデンマーク法務省は電子メールで述べた。

同省は、「現在の状況で事前に引き渡し要請を拒否する根拠が見つからなければ」、この事件をグリーンランド警察に送致すると述べた。

法務省は、事件がグリーンランド警察に引き渡された場合、グリーンランドに適用される犯罪人引き渡し法に準拠しているかどうかを含め、「引き渡しの根拠があるかどうか」を捜査すると述べた。

しかし、ワトソン氏の引き渡しに関する最終決定はデンマークの法務省が下すことになるだろうと付け加えた。

ワトソン容疑者は、ジョン・ポール・デジョリア号が給油のためグリーンランドの首都ヌークに停泊した際に逮捕された。

キャプテン・ポール・ワトソン財団(CPWF)によると、この船は北太平洋で日本の新しい捕鯨工場船を「迎撃」する途中だったという。

日本はアイスランド、ノルウェーとともに、商業捕鯨を許可している世界で数少ない3カ国のうちの一つである。

フランスのエマニュエル・マクロン大統領の事務所は、過去1年間フランスに居住していたワトソン氏をデンマーク当局に引き渡さないよう要請した。



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