イラクは、アイメン・フセイン選手の前半の2得点により、アジアカップ優勝候補の日本を驚愕させ、決勝トーナメント進出を果たした。
カタールのエデュケーション・シティ・スタジアムで行われた試合で、日本のゴールキーパー、鈴木紫苑がクロスに対処できなかった後、フセインがヘディングでメソポタミアのライオンズに早々にリードをもたらした。
そしてハーフタイム直前には、今度はアハメド・アル・ハッジャジのクロスからヘディングシュートを決め、リードを2点に広げた。
日本のゴールは試合終了間際のロスタイムに、リバプールの遠藤航がヘディングで決めた。
世界ランキング17位のサムライブルーが、同63位のイラクに9連敗し、42年ぶりの敗北となった。
開幕戦でベトナムを4対2で破った森保一監督率いる日本は、決勝トーナメント進出のためにはインドネシアとの最終戦で結果を出す必要があるかもしれない。
前回インドネシアを破ったイラクは、ベトナム戦では選手を休ませる余裕がある。
上位2チームが自動的に出場権を獲得し、3位のチームのうち上位4チームもベスト16に進出する。
開催国のカタールとオーストラリアが、決勝トーナメント進出を決めた最初の2チームとなった。