日本は土曜日、米国を41対24で破り、無敗でパシフィック・ネーションズカップ準決勝に進出した。
ニコラス・マッカラン、サナイラ・ワカ、原田守、ディラン・ライリー、マロ・トゥイタマがホームチームでトライを決め、一方、東京北部の熊谷ラグビー場での蒸し暑い夜に、イ・スンシンが5回のコンバージョンと2回のペナルティキックを決めた。
ブレイブ・ブロッサムズは、6チームによるトーナメントのプールBで首位を獲得し、8月25日にイングランド、ジョージア、イタリアとのテストマッチでの敗北に続いてカナダを55対28で破り、ヘッドコーチのエディー・ジョーンズに就任以来2勝目を挙げた。
2024年9月7日、埼玉県熊谷市の熊谷ラグビー場で行われたパシフィック・ネーションズ・カップ・ラグビーのアメリカ戦で、日本代表フライハーフのイ・スンシン選手がペナルティキックを蹴る。(共同)
日本は後半開始早々に31対10とリードしたが、アメリカのウインガー、ネイト・オーグスパーガーの2トライで後半半ばに31対24と7点差まで追い上げ、ホームチームが決勝点を決めた。
「彼ら(米国)は攻め続けている。彼らは優れたフィジカルのチームで、優秀な若手選手も出てきている」と、自身のチーム編成において若手選手に重点を置いてきたジョーンズ監督は語った。
「我々のチームは非常に若く、一貫性こそが我々にとって重要です。今日ご覧になったように、我々の試合には非常に良い部分とあまり良くない部分がありました。しかし、今、我々は2試合続けてまずまずの成績を残すことができました。」
フライハーフのリーは、試合開始早々のペナルティで日本に得点をもたらし、14分にはライリーにキックして先制トライの舞台を整えた。ライリーはゴールラインまでクリアな道筋でマッカランにパスを出した。
日本は、ワカと原田が米国の第8位ジャマソン・ファアナナ・シュルツのトライコンバージョンの両側を駆け抜け、前半を24対10でリードした。
2024年9月7日、埼玉県熊谷市の熊谷ラグビー場で行われたパシフィック・ネーションズカップ・ラグビーの試合で、日本のセンター、ディラン・ライリー選手がアメリカの守備陣を突破しトライを決める。(共同)
マン・オブ・ザ・マッチに選ばれたライリーは、日本ラグビーリーグ1部所属の埼玉ワイルドナイツのホームグラウンドでプレーし、44分に自陣からトライを決め、66分にはトゥイタマの5点シュートにも貢献した。
オーストラリア生まれのセンターは、日本はスピードを有利に利用しながら、強力な米国チームのフィジカルに対抗することを目指していたと語った。
「相手が大柄なのは分かっていたので、少し動かそうとしただけ。そして幸運にもいくつかのチャンスを決めることができた」とライリーは語った。
日本は、もう1つの準決勝で米国がプールA無敗の優勝国フィジーと対戦した翌日の9月15日、東京の埼玉ラグビー場でプールA準優勝国サモアと対戦する。
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