ホーム Fuji 日本とメコン川流域5カ国が新たな戦略を採択。ポストコロナ時代の強靭性、デジタル化、安全保障に向けた取り組み

日本とメコン川流域5カ国が新たな戦略を採択。ポストコロナ時代の強靭性、デジタル化、安全保障に向けた取り組み

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AP通信
上川陽子外務大臣は金曜日、ビエンチャンで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議中の第15回日本・メコン外相会合に出席するため到着した。

ビエンチャン — 日本とメコン川流域5カ国(カンボジア、タイ、ベトナム、ミャンマー、ラオス)は金曜日、ビエンチャンで行われた第15回日本・メコン外相会議で「日メコン協力戦略2024」を採択した。

この戦略は、今後5年間の署名国間の協力のガイドラインとなり、主に経済分野での協力の深化に重点が置かれる。

上川陽子外相が共同議長を務めた今回の対面会談は、2019年8月に開催されて以来、約5年ぶりの会談となった。

この戦略は、(1)ポストコロナの世界における強靭でつながりのある社会、(2)デジタル化、(3)非伝統的な安全保障問題への積極的な対応という3つの柱を中心に据えている。

具体的には、質の高いインフラへの投資促進、サプライチェーンの強化、サイバーセキュリティやエネルギー分野での協力などが含まれる。

会議ではまた、中国を念頭に、経済的強制に対する懸念と反対も表明された。

上川大臣は会談で、日本とメコン地域との長年にわたる協力を通じて築かれた高い信頼関係を基盤として、平和と繁栄に対する差し迫った課題に対処するために両国が協力していきたいとの希望を表明した。

上川外相は会合に先立つ同日、日・ASEAN外相会議に出席。昨年12月に東京で行われた日・ASEAN特別首脳会議の成果を踏まえ、各国間の交流や安全保障面での協力を強化していくことを確認した。



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