2024年7月22日 11時31分(日本時間)
ロサンゼルス(AP通信) — 大谷翔平選手はドジャースのユニフォームを着て30本目のホームランを打ち、忘れられない思い出となった。
このスーパースターの強打者は、日曜のレッドソックス戦の5回表、ボストンの投手カッター・クロフォードのカッターボールをドジャースタジアムの観客席上473フィートまで打ち返した。
現場にいたファンによると、ボールはパビリオンの屋根と右中間の広告看板の間を通り抜けたが、コンコースの外を通過して球場広場の歩道に着地したという。
大谷は、1962年にオープンしたドジャースタジアムでパビリオンの屋根を越え、ボールを打った2人目、通算6人目のドジャース選手になる寸前だった。
ロサンゼルスの強打者マイク・ピアッツァは1997年9月21日、コロラド・ロッキーズ戦でこれを達成した。
他の受賞者は、ピッツバーグ・パイレーツの殿堂入り選手ウィリー・スタージェル(1969年と1973年)、セントルイスのマーク・マグワイア(1999年)、マイアミのジャンカルロ・スタントン(2015年)、サンディエゴのフェルナンド・タティス・ジュニア(2021年)である。
MLBスタットキャストによると、これは今シーズンのメジャーリーグで3番目に長いホームランと同距離だった。大谷は6月18日にコロラドで476フィートのホームランを打った。
今シーズン、大谷が打った30本のホームランのうち7本は450フィート以上飛んだ。打球速度は時速116.7マイルで、今シーズン大谷が打ったホームランの中で3番目に速い打球となった。
大谷は今シーズン、ナショナルリーグで30本塁打を達成した初の選手となった。メジャーリーグではアーロン・ジャッジが35本塁打でトップ。
大谷が30本以上のホームランを打ったのはこれで4年連続。キャリア最高は2021年にロサンゼルス・エンゼルスで46本塁打を打った時で、このとき彼は2度目のア・リーグMVPに輝いた。