日本とコソボの外相が二国間関係の発展に合意、コソボは来年の大阪・関西万博に参加する見込み

サラエボ — 上川陽子外務大臣とコソボのドニカ・ゲルバラ外務大臣は金曜日、プリシュティナで会談し、二国間経済関係を発展させることで合意した。

上川外相は、両国の外交関係樹立15周年にあたる今年、日本の外務大臣として初めてコソボを訪問した。コソボは来年の大阪・関西万博に参加する予定だ。

コソボは2008年にセルビアからの独立を宣言したが、ベオグラードは宣言の承認を拒否しており、両国の関係は敵対的なままとなっている。

「西バルカン地域の発展には、地域諸国間の平和と安定、協力を促進することが重要だ」と上川外相は会談で述べ、対話による問題解決への支持を表明した。ゲルバラ外相はこれまでの日本の経済支援に感謝の意を表した。