2024年7月19日 15時46分(日本時間)
日本政府観光局は金曜日、1月から6月までの日本を訪れた外国人旅行者数が上半期として過去最高の1777万7200人に達したと発表した。
同じ期間に観光客の消費額も3.9兆円と過去最高を記録した。
記録的な数字の背景には、円安により日本旅行がそれほど高くないという意識がある。
訪日外国人旅行者の国別では韓国が最も多く、中国、台湾、米国が続いた。2月以降はコロナ禍前の過去最高だった2019年の同月を上回り、6月は月間過去最多の313万5600人を記録した。
今年の観光客数は3500万人に達し、観光客の消費額は8兆円に達する可能性がある。政府は2030年までに観光客6000万人、消費額15兆円という目標を掲げている。
政府は、金曜日に開かれた観光立国推進関係閣僚会議で、観光客数のさらなる増加を目指し、受入れ体制を強化するための対策をまとめた。
燃料不足で外国航空会社が新規就航計画を取り消していることを受け、政府は製油所の増産や輸入拡大で燃料を確保する方針だ。
政府はオーバーツーリズム対策として、那覇市や山梨県大月市など6地域を財政支援の対象に加えることを決めた。