ホーム jpn ホームレスの野営地が広がる中、セプルベダ盆地や野生動物保護区で火災の懸念が高まる

ホームレスの野営地が広がる中、セプルベダ盆地や野生動物保護区で火災の懸念が高まる

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ロサンゼルス、エンシノ (KABC) — セプルベーダ盆地で火災と戦っていた消防士が負傷してからわずか1か月が経ったが、同地域のホームレスの野営地は増え続けており、支援者らはさらなる火災が発生する前に市が対策を講じる必要があると訴えている。

この盆地には、何十年もの間一般の人々が楽しんできた200エーカーの野生生物保護区がある。しかし、保護区を監視するオーデュボン協会によると、ここ数年、ホームレスの野営地がそこに作られ、危険を引き起こしているという。

「この地域は人が住むために設計されたものではありません」とサンフェルナンドバレー・オーデュボン協会のキャサリン・バートンさんは言う。「衛生的で適切な衛生設備がありません。」

キャンプ地は保護区の奥深くに設置されており、プロパンタンク、調理用コンロ、その他火災の原因となり得る設備が備え付けられている、と彼女は言う。

先月、盆地内のホームレスキャンプ近くで爆発が発生し、消防士1人の耳が切断され、さらに10人近くが負傷した。

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そして4年前には、火災により野生動物保護区がほぼ全滅した。バートン氏によると、ホームレスの男性が火事を起こし、その結果、誰かが亡くなったという。

彼女と協会の他のボランティアたちは、保護区を危害から守るための市からの支援が不足していることに不満を抱いている。

「市が十分な対策を講じていないと感じています。これは非常に複雑で厄介な問題だと理解しています。悲劇的なケースも多いですが、問題の複雑さに圧倒されて解決策を見つけられないような状況に陥るべきではありません。」

市のレクリエーション・公園局は、セプルベダ盆地と保護区におけるホームレス問題と火災リスクに関する問題の解決に継続的に取り組んでいると述べている。

「レクリエーションおよび公園局(RAP)は、セプルベダ盆地を含む公共スペースの安全、保護、および楽しさの確保に引き続き注力しています。RAPは、セプルベダ盆地および野生生物保護区内および周辺で発生するホームレスの野営地、火災の危険、および許可されていない活動に関連する課題に対処するために、議会第6地区、ロサンゼルス消防局、米国陸軍工兵隊、その他の機関および利害関係者と熱心に継続的に協力しています。」

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