2024年7月14日 23時18分(日本時間)
フランス、エビアン・レ・バン(AP通信)―日本の古江彩佳選手は日曜、エビアン選手権の最終ホールでイーグルを決めて終盤の追い上げを見せ、自身初のメジャータイトルを獲得した。
24歳の古江は、前の4ホールで3つのバーディーを決め、通算19アンダーで終えた後、もう一度冷静なパットで落ち着きを保った。
古江は前日の首位にいたオーストラリアのステファニー・キリアコウに1打差、タイのパティ・タバタナキットに2打差をつけた。タバタナキットは最終ラウンドで素晴らしい8アンダー63をマークし、自身2度目のメジャー優勝の可能性に浮上した。
18番ホールに向かう時点で、古江とキリアコウは、すでにクラブハウスに入っていたタバタナキットと17アンダーで並んでいた。
古江はうまくティーオフしてフェアウェイを捉えたが、キリアコウのショットは左に逸れてラフに落ちた。
古江は第2打でグリーンに乗せ、優勝のチャンスを手にしたが、その直後にシャンパンを浴びせられた。彼女のこれまでのメジャー大会での最高成績は、2021年のエビアンでの4位だった。
18番ホールでバーディーを奪った23歳のキリアコウも自己最高成績を収めた。これまでの最高成績は2年前の全英女子オープンでの7位タイだった。