FBIはABCニュースへの声明で、行方不明になっていたユタ州の10代の少女とそのいとこ2人がメキシコで失踪してから約2週間後に無事発見されたと発表した。
当局によると、エリザベス・ゴンザレスさん(14歳)と彼女のいとこ2人、ソフィア・マイレン・モレノ・サモラさん(6歳)とレジーナ・モレノ・サモラさん(4歳)は、ゴンザレスさんが家族を訪ねてメキシコシティに滞在していた6月30日に行方不明になったという。
メキシコ当局は、FBIがゴンザレスの2人の若い従兄弟の実父である31歳のアントニオ・モレノを失踪の容疑者として特定した直後に、メキシコのベラクルスで3人の少女を発見したと当局は発表した。モレノは母親の許可なく3人の少女を連れ去ったとされている。
FBIによると、モレノ容疑者は少女たちとともにベラクルスで逮捕された。
監視カメラの映像には、メキシコ国籍のゴンザレスと従兄弟らがモレノ容疑者とともにタクシーに乗り込む様子が映っているとされる。FBIは、ゴンザレス容疑者がモレノ容疑者に「操られて」タクシーに乗ったとみている。
4人は一緒に旅行していたとみられる。
メキシコ当局によると、7月1日に3人の少女に対してアンバーアラートが発動された。
FBIは、誘拐を含むゴンザレスの失踪に関連した容疑でモレノに対し連邦逮捕令状を発行した。FBIによると、米国はモレノの引き渡しを求める予定だという。
モレノ容疑者は過去3年間ユタ州ケイズビルに住んでいたが、突然メキシコに渡り、3人の少女を連れ去ったとされている。
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