2024年7月13日 11時36分(日本時間)
ワシントン(ロイター) – メタMETA.Oは金曜日、ドナルド・トランプ前米大統領のフェイスブックとインスタグラムのアカウントに適用していた一部の制限を撤廃すると発表した。
ソーシャルメディア企業は、2021年1月6日に米国議会議事堂を襲撃した人々をトランプ氏が称賛したことを受けて、同氏のアカウントを無期限に停止した。その後同社は2023年初頭に同氏のアカウントを復活させ、トランプ氏の投稿を監視し、さらなる違反があれば1か月から2年間の停止処分を下す可能性があると述べた。
ジョー・バイデン米大統領と対立しているトランプ氏は、今後は追加監視の対象にはならないとメタ氏は述べた。
「政治的表現を認める責任を評価するにあたり、アメリカ国民は大統領候補の意見を同じ基準で聞くことができるべきだと私たちは考えています」とメタ氏は更新されたブログ投稿で述べた。
一部のソーシャルメディア専門家は、Metaやその他のプラットフォームが、選挙候補者のものも含め、政治的なコンテンツを管理できていないとして、長らく批判してきた。
トランプ氏は2021年にツイッター(現在はXと名付けられている)からも追放された。億万長者のイーロン・マスク氏は2022年に同社を買収した直後にアカウントを復活させたが、トランプ氏はそれ以来一度しか投稿していない。