2024年7月10日 15時38分(日本時間)
防衛秘密を違法に取り扱ったなどとして、海上自衛隊員約200人を懲戒処分にすることが分かった。
防衛省は早ければ今週中にも懲戒処分を実施する方針だ。
海上自衛隊員が当直中に多数の水上戦闘艦艇の戦闘情報センター(CIC)室に不正に立ち入り、CIC室のコンピューター画面に表示されていた船舶の航行情報などの機密を不正に閲覧していたことが判明した。
さらに、潜水士として配属された海自隊員の中には、実際には海に入っていないにもかかわらず、潜水任務に対する不正な特典を受けていた者もいた。
政府関係者によると、国交省が調査した結果、海自を中心に約200人が不正行為に関与していたことが判明した。
同省は近く詳細を公表する予定。