2024年5月25日 13時50分
デトロイト(AP通信) — コルト・キースがメジャーリーグ初本塁打を放ち、前田健太が復帰戦で5イニング無失点の好投を見せ、デトロイト・タイガースは金曜夜、トロント・ブルージェイズを6対2で破り、今季最多の5連敗を止めた。
シーズンチケット所有者がボールを回収し、フィールド上でキースに渡すと、キースはファンのためにバットにサインした。試合後、キースがロッカーに戻る頃には、記念品はガラスケースの中に入っていた。
「しばらく夢見ていたような気がする」と22歳の二塁手は語った。「それが起こったときは、ぼんやりした感じだった」
キースは2回表、フルカウント、ツーアウトでアレック・マノア(1-2)の投球を捉え、ぶら下がるチェンジアップを最大限に生かして右方向に400フィートの球を打った。
「いいスイングだった」とブルージェイズのジョン・シュナイダー監督は語った。「彼は優秀な若手選手だ」
キースは、マイナーリーグでの経験しかないにもかかわらず、1月に2800万ドルの保証付き契約を結んだときにタイガースが期待していたほどの実力を発揮している。過去8試合で14安打を放っている。
「毎日少しずつリラックスして、ボールが少しだけよく見えるようになってきている」と彼は語った。
前田(2勝1敗)は5月7日から故障者リストに入っていた病気から力強く復帰し、4安打を許しながらも四球はゼロだった。
ボー・ブリースケは2回2/3を無失点に抑え、ウィル・ベストは8回に1人の打者を打ち取った。
ブルージェイズは9回2アウトで完封を免れ、アンドリュー・チャフィンからデイビス・シュナイダーとアレハンドロ・カークのシングルヒットで得点した。
タイガースのAJ・ヒンチ監督はチャフィンを下げ、ジェイソン・フォーリーをマウンドに送り、最後のアウトと11回目のセーブを奪った。フォーリーはダニー・ジャンセンを三塁へのチョップでアウトにし、2人のランナーを残した。
マノアは、7イニング連続で自責点を許さなかった後、4 2/3イニングを投げ、5安打と2四球で6失点(自責点4)を喫した。
身長6フィート6インチ、体重285ポンドの右投手は、5回にケリー・カーペンターが2点本塁打で追い上げたとき、ダッグアウトに向かってゆっくりと歩くしかなかった。
「ちょっとおかしな話に聞こえるかもしれないが、彼はよく投げたと思う」とシュナイダーは語った。
マノアは4回、センターのケビン・キアマイアーがレフトのダウルトン・ヴァーショーと衝突しそうになったところで失策を取られ、その回に3点のうち最初の失点を許すなど、守備面ではあまり助けが得られなかった。
「彼らがコミュニケーションを間違えることは非常に稀だ」とシュナイダーは語った。「彼らはメジャーリーグで最高の外野陣だ」
彼はすべてをこなす
試合前、プロフットボール殿堂入り選手のカルビン・ジョンソンが打撃練習で左方向にホームランを打った。
「最高だった」とタイガースの捕手ジェイク・ロジャースは語った。
次に
4試合シリーズの第3試合では、ブルージェイズのRHPホセ・ベリオス(5勝3敗、防御率2.98)とRHPリース・オルソン(0勝5敗、防御率2.16)が土曜の午後に先発する予定だ。