小池百合子東京都知事、3期連続当選確実。有権者は子育てや教育の成果に反応

読売新聞の予測によると、日曜に行われた東京都知事選では現職の小池百合子氏が３期目を目指して出馬し、勝利が確実となった。同氏は７１歳。

小池氏は自身の勝利予想を知った後、日曜夜に支持者らの前に現れ、「東京大改革をレベルアップさせます」と笑顔で語った。

小池知事は、保育所の待機児童数を96％削減したことや高校教育の実質無償化などの実績を強調して有権者の支持を集めた。知事はまた、災害対策に力を入れていることも強調した。

日曜の選挙には過去最多の56人が立候補した。現職に挑む候補者の中には、元参院議員の蓮舫氏（56歳）、広島県安芸高田市の元市長の石丸伸治氏（41歳）、元航空自衛隊司令官の田母神俊雄氏（75歳）らがいる。

東京都の人口は約1,400万人、有権者は約1,153万人で、東京都知事選挙は国内最大の知事選となる。

投票は午前7時に都内の約1,800の投票所で始まり、伊豆諸島など一部の地域を除いて午後8時に締め切られた。開票も同日に行われた。

東京都議会議員補欠選挙も日曜に投票が行われ、９つの選挙区に計３０人の候補者が立候補した。