2024年7月4日 16時58分(日本時間)
東京(時事通信) — 日本の若者の10人に1人が痴漢被害に遭った経験があることが、内閣府の調査で明らかになった。
痴漢に焦点を当てた初めての政府調査では、回答者の10.5%が痴漢被害の経験があると答えた。そのうち88.0%が女性、10.6%が男性だった。
痴漢事件は、鉄道関連が全体の70.0%を占め、電車内での痴漢事件が62.8%を占めた。路上での痴漢事件は13%だった。
痴漢事件への対応については、「突然の出来事で何もできなかった」が42.7%、「怖くて行動できなかった」が32.5%だった。