成田空港
2024年6月30日 15時55分
成田空港近くの有料駐車場で、駐車場の管理者に鍵を預けた利用者を狙った高級車が複数盗まれる事件が相次いでいる。
警視庁によると、水曜午前0時20分から午前5時45分の間に、成田市の有料駐車場からトヨタ・レクサスやメルセデス・ベンツなど5台を含む乗用車9台が盗まれた。盗難時に窓ガラスが割られ、隣接する管理事務所から鍵が盗まれたとみられる。
駐車場関係者によると、現金約20万円も盗まれたという。
6月10日夜、数百メートル離れた別の有料駐車場からトヨタのプリウスやアルファードなど多数の車が盗まれており、警察は事件の関連性を調べている。
駐車場を利用するお客様は、出発前に車をオペレーターに引き渡します。お客様が日本に帰国する際、オペレーターが空港まで運転して引き渡すこともあります。駐車場内のスペースを有効活用するため、車を移動させることが多いため、オペレーターは車のキーを保管します。
盗難の主な要因は、オフィスに保管されているキーを使ってドアのロックを解除したりエンジンを始動したりしても、車のセキュリティシステムが作動しないことである。
近くの駐車場で働く40代の男性は、会社が夜間に車が出入りできないように複数の車で入り口を封鎖していると話した。
「盗難を完全に防ぐのは難しい。車を盗むのに時間がかかるように物理的な対策を講じるしかない」と同氏は語った。