2024年6月28日 17時24分
東京、6月27日(時事通信) – 東京警視庁と栃木県警の合同捜査班は木曜日、東日本の栃木県那須町で遺体で発見された夫婦の長女を両親殺害の疑いで逮捕した。
捜査チームは彼女が容疑を認めたかどうか明らかにしなかった。彼女は殺人事件で逮捕された7人目の人物である。
宝島愛美容疑者(31)は事件から1カ月後の5月15日に夫婦の会社の代表取締役に就任したが、1月に取締役を辞任した。警視庁は、夫婦が東京・上野で経営していた飲食店の経営トラブルが殺人事件の引き金になったとみている。
容疑者は、会社役員の宝島龍太郎さん(55歳)と妻の幸子さん(56歳)を殺害した疑いが持たれており、警察は2人が4月15日夜から翌朝にかけて、東京・品川区の空き家で絞殺されたとみている。
チームによれば、容疑者は殺人現場にはいなかったが、証拠は彼女が殺人に関与したことを強く示唆している。
夫婦は上野で10軒以上の飲食店を経営していた。容疑者の事実上の夫で、殺人事件の首謀者とされる32歳の会社役員、関根清波が、そのうち数軒を経営していた。
関根容疑者と、その友人で不動産会社役員の前田亮容疑者(36歳)、そして夫婦と面識のない他の4人の男は、夫婦の殺人容疑と遺体損壊容疑で逮捕状が出ている。
捜査本部は、関根容疑者がレストラン経営をめぐって夫婦に腹を立て、前田容疑者に殺害の協力を求めたとみている。関根容疑者は、殺人を指揮または実行したとされる4容疑者に計1500万円を支払ったとみられる。
真奈美さんは前田さんと面識はあったが、4人とは関わりがなかったとみられる。