2024年6月27日 17時06分
天皇陛下は火曜日、英国最古かつ最高位の騎士団勲章であるガーター勲章を受章され、一方、チャールズ3世国王には日本で最も名誉ある勲章である大勲位菊花章が授与された。
ガーター勲章は、明治時代(1868-1912)以来、5代の天皇に連続して授与されています。これは非キリスト教徒の君主にとっては異例であり、英国と日本の強い絆を物語っています。
エドワード3世は1348年にこの騎士団を設立した。国王が伯爵夫人と踊っていたとき、彼女のガーターが床に落ちたという事件がきっかけとされている。傍観者がクスクス笑う中、エドワードはガーターを拾い上げて自分の足に付け、フランス語で廷臣たちを叱責した。これが騎士団の現在のモットーである「Honi soit qui mal y pense」(悪いことを考える者は恥を知れ)である。
それは、首輪、肩にかけるグランド・コルドン、星形のバッジ、そしてエドワードの言葉が刻まれたガーターから構成されています。昔は、男性は左膝に、女性は左腕にガーターを着けていたと言われていますが、現在では受勲者はガーターを着けていません。
誰がガーター勲章を受けるかは英国君主が決定し、英国君主、王族、騎士だけでなく外国の君主も受章できる。明治天皇は日露戦争直後の1906年にこの栄誉を受けた。昭和天皇のガーター勲章は1941年に日本と英国の間で戦争が勃発したため取り消されたが、1971年の英国訪問後に復活した。
日本の大勲位菊花章は 1888 年に制定されました。大勲位菊花章の受章者には、大勲位菊花章または肩にかける大勲位菊花章が授与されますが、大勲位菊花章の方が名誉ある勲章です。
菊花大綬章は、1971年に昭和天皇が英国を訪問した際に、当時チャールズ皇太子に贈られた。大勲位菊花章首輪の授与は6月14日の閣議で決定された。
チャールズ皇太子は、明治時代のエドワード7世以来、日本からこのような命令を受けた6人目の英国君主となる。