2024年6月23日 10時33分
トラブルシューター様:
私は女子高校生です。スポーツが好きで、中学の頃からバレーボール部に所属しています。
しかし、身長が低いため、練習試合だけでなく実際の試合でもプレーすることができませんでした。
中学校では、チームメイトの多くは私と同じ学年でした。試合当日にプレーするのは、背の高い生徒と、小学校からバレーボールを続けている生徒であることがほとんどでした。
プレーする機会はほとんどありませんでした。でも、練習は楽しかったし、バレーボールは彼らの方が上手だったので、不満はありませんでした。
私は高校のバレーボール部で一生懸命練習してきました。チームの人数が10人以下なので、試合当日にプレーできる可能性が高くなると考えていました。
しかし、試合当日に試合に出場できるのは、いつも私より背の高い生徒ばかりです。実力的には彼らとそれほど変わらないのに、身長のせいで練習試合にも参加できないなんて、本当に残念です。
私がそのことを話すと、コーチはただ「まあ、考えておきます」と言っただけでした。
コーチは、私が家にいるときにどれほど落ち込んでイライラしているか想像できないようです。私はおそらくほとんど試合に出場する機会を得ずにクラブ活動を終えることになるでしょう。それはとてもイライラします。この問題にどう対処すればよいでしょうか?
— 東京都 K
K様:
家でイライラしていても、学校では嫌な顔をしない強い子ですね。本当にスポーツが好きなんだなと感じます。仲間意識も感じます。
私自身、身長が150センチあるのですが、身長に悩んでいた時期もありました。
私も背が低い人間なので、身長にこだわりすぎないようにアドバイスしたいです。身長のせいで試合に出るのが難しくなるとおっしゃっていましたが、それは言い訳にすぎません。
元日本女子バレーボール代表チームのキャプテン、竹下佳江選手の身長は159センチ。チームメイトの残りの選手より30センチ近く低かった。それでも、彼女はセッターとしてチームに大きく貢献した。考えてみてください。彼女はチームメイト全員よりも一生懸命に努力したに違いありません。
ちなみに、マラソン選手だった頃は、歩幅を広げれば背の高い選手に勝てると考え、毎日3,000回の腹筋運動をしていました。
私に自信を与えたのは、単に腹筋を鍛えたからではなく、私にしかできないことを練習したからでした。
バレーボールはチームワークが大切です。コート上で誰よりも声を出し、最高のレシーバーになるなど、自分のスキルを最大限磨いてほしいです。
小さな巨人を目指して頑張ってください。
— スポーツコメンテーター 増田明美