2023年10月の東京に警視庁が出現します。
2024年6月13日 17時12分
警視庁は木曜日、2月に東京の公衆浴場で少年の裸の写真を隠し撮りした疑いで、東京駐在のシンガポール大使館の元参事官(55歳)を書類送検した。
元参事官は警視庁の要請で事情聴取のため日曜に来日した。事件後に警察への出頭要請で外交官が帰国するのは異例だという。
性的な画像を隠し撮影したほか、児童売春や児童ポルノを禁止する法律に違反した疑いがある。
警視庁によると、元参事官は2月27日午後8時ごろ、東京都港区の公衆浴場の脱衣所で、13歳の少年をスマートフォンで撮影し、保存した疑い。元参事官は容疑を認め、「男性の裸が見えたので我慢できなかった」と話しているという。事件当時、元参事官は大使館に勤務していた。
外交官は、外交関係に関するウィーン条約に基づき、派遣先の国で逮捕されないことが保証されている。元参事官は現場での尋問には同意したが、警察署に行くことを拒否し、4月中旬にシンガポールに帰国した。
現在、この元参事官はシンガポール外務省に勤務している。日本に到着後、彼は自分の行為を後悔しており、当局に協力することを決めたと語ったと報じられている。
警視庁は事件を検察に送致した際、刑事処分の判断を東京地検に委ねる意向を示していた。