2024年6月12日 16時07分
ロサンゼルス(AP通信) — ロサンゼルス・ドジャースは火曜の夜、大谷翔平、フレディ・フリーマン、テオスカー・ヘルナンデス、ジェイソン・ヘイワードが6回に7点本塁打を放ち、前年のワールドシリーズ王者テキサス・レンジャーズを15対2で圧勝した。
ウィル・スミスが1回に3ランホームランを放ち、ドジャースはインターリーグシリーズ初戦で一度もリードを守れなかった。15得点は今シーズン最高だった。
ジェームズ・パクストン(6勝1敗)は6イニングで1失点、2安打を許し、シーズン最低タイの成績だった。奪三振は2、与四球は2だった。
「1イニングで4本のホームランを見るのは滅多にない、いや、絶対にない」とドジャースのデーブ・ロバーツ監督は語った。「我々は多くの打席、多くの投球で勝った」
大谷の今季16本目のホームランは、433フィート、時速114.2マイルで、今季2番目に強烈なホームランとなった。リリーフ投手のグラント・アンダーソンから放たれ、四球で出塁したムーキー・ベッツをホームインさせた。続いてフリーマンが左中間にホームランを打った。
「楽しいですね。いつも聞いていますが、打撃は伝染します」とフリーマンは語った。「ムーキーが四球で出塁し、ショウヘイがホームランを打ったら、その勢いを維持してイニングを再開したいだけです。」
エルナンデスは左中間へチームトップの17本目のホームランを打ち、シングルヒットを打ったスミスをホームに送った。
「打席がうまくいっているから、得点力も高いんです」とエルナンデス監督は語った。「試合で全員がヒットを打つのは最高です。今、とても楽しい時間を過ごしています」
ヘイワードの415フィートのショットはレンジャーズのブルペンに着地し、アンディ・ペイジがシングルヒットを打ってホームインし、スコアは14対1となった。
ドジャースが1イニングで4本塁打を放ったのは、2021年9月29日のサンディエゴ・パドレス戦が最後だった。
アンダーソンは、ドジャースが6回に3者凡退となった際、1/3イニングを投げて7失点、6安打、無三振に抑えられた。
「こういう試合は楽しくない」とレンジャーズのブルース・ボウチー監督は語った。「このチームはタフだ。応援すれば、その代償を払わされるだろう」
ベッツは4回に2アウトから3点二塁打を放ち、ギャビン・ラックスも5回に1点単打を加えた。
レンジャーズは捕手のアンドリュー・クニズナーを2度目の登板で起用した。クニズナーは7回に死球を受けた大谷をミゲル・バルガスの満塁犠牲フライで生還させた。
「野手を使うのは嫌いだ」とボウチー監督は語った。「だが、遠征の初戦ではブルペンを整えておかなければならなかった」
エゼキエル・デュランはレンジャーズの2得点を挙げた。彼は2回に犠牲フライを放ち、7回にはツーアウトでホームランを打った。
テキサスの先発デイン・ダニング(4勝5敗)は3回2/3を投げて4安打3四球で6失点を喫した。レンジャーズは先発投手が3失点以下という21試合連続の自責点記録を止められた。