2024年6月12日 16時45分
(ロイター) – 欧州委員会は水曜日、来月から輸入される中国製電気自動車に最大25%の追加関税を暫定的に適用することを自動車メーカーに通知すると、事情に詳しい関係者を引用してフィナンシャル・タイムズが報じた。
アナリストらは、中国製EVに10~25%の関税が課されると予想しており、中国政府による報復措置が取られる可能性もあるとしている。欧州委員会は、中国製EVが過剰な補助金を受けていると述べている。
EUと中国外務省はロイターのコメント要請に直ちには応じなかった。
米国が中国製EVへの関税を4倍の100%に引き上げてから1カ月も経たないうちに、EUはBYD 002594.SZや吉利汽車 0175.HKなどの中国メーカーや、中国から欧州に自動車を輸出するテスラTSLA.Oなどの西側メーカーからの輸入品に対して、ほぼ確実にはるかに低い関税を設定すると予想されている。