ロサンゼルス (KABC) — 医療提供者、議員、地域リーダーらは、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア・コミュニティ病院への州の追加資金援助を求める緊急行動要請を出した。
「MLKCHは財政的に崖っぷちに立たされている」と同病院の最高経営責任者(CEO)エレイン・バッチロール博士は語った。
マイク・ギプソン議員は、2015年に再オープンしたこの病院では、昨年だけで12万件以上の救急外来受診があったと述べた。
「当初計画されていた量の3倍だ」とギプソン氏は語った。
「最も重症の患者がここに来るのは、プライマリケアを受けられないからだ」と州上院議員のスティーブン・ブラッドフォード氏は語った。
南ロサンゼルス地域での人手不足を考えると、病院の産科病棟が閉鎖される可能性が大きな懸念事項の 1 つだ。ギプソン氏はこれを限界点と表現し、同地域では 17 の病院が産科病棟を閉鎖したと付け加えた。
同病院によれば、産科ケアを受ける人の97%はアフリカ系アメリカ人とラテン系の母親で、この2つのグループは妊産婦死亡率が最も高いグループに属している。
同病院は、助産師と産科医、そして時にはドゥーラと連携するユニークなモデルを提供している。このモデルにより、同病院は帝王切開率と会陰切開率を非常に低く抑え、安全な出産を提供できるようになったとバッチロール氏は語った。
ギプソン氏は、州議会議員らに対し、病院の既存の資金調達モデルを再構築し、2024~2025年度の州予算に2,500万ドルの追加資金を割り当てるよう要請していると述べた。
「根本的な問題は、病院に対する州の資金負担を調整する必要があることだ」とバッチロール氏は語った。
1972年に病院開設への支援を集めるのに尽力したワッツの「スウィート・アリス」ハリスを含め、多くの人にとってこの瞬間は馴染み深いものだった。
「これがとても重要な理由は、私がここに住んでいた当時、それがなかったからだ」とハリス氏は語った。
ハリス氏は、当時は最寄りの病院に行くのにバスを3台乗り継ぐ必要があったと語った。
「それで私は祈り始めました。主よ、ここに病院を与えてください。ここに病院が必要なのです」と彼女は語った。
金曜日、彼女と他の人々は再び行動を起こし、祈るために集まった。
「予算は我々の優先事項と価値観を反映したものであると常に言っている」とブラッドフォード氏は語った。「これは優先事項だ」
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