2024年6月7日 15時52分
パリ(AP通信) — パリ五輪の組織委員会は金曜日、夏季五輪開幕まで50日となったフランスの首都パリで、エッフェル塔に設置された五輪五輪の展示を公開した。
リサイクルされたフランス産の鋼鉄で作られたリング構造は、セーヌ川を見下ろすパリ中心部の築135年のランドマークの南側に展示される。各リングの直径は9メートル(30フィート)。
7月26日の日没時に行われる開会式では、数千人の選手がセーヌ川のボートに乗ってフランスの首都の中心部、全長6キロのルートをパレードする予定。
パリオリンピックには象徴的な会場が数多くある。
「ラ・ダム・ド・フェール(鉄の女)」というニックネームを持つこの塔は、7月26日から8月11日まで開催されるパリ大会とその後のパラリンピックで目立つ存在となる。
男子と女子のバレーボール選手は、高さ330メートル(1,083フィート)の記念碑のふもとで競技を行う。パリ市民や観光客が芝生の上でピクニックをしたり、7月14日の花火大会を観戦したりするシャン・ド・マルス公園近くのエッフェル塔臨時スタジアムには、約1万3,000人のファンが観戦に訪れる。
パリのオリンピックとパラリンピックのメダルには、タワーから採取された六角形の鉄の破片が埋め込まれている。
パリ中心部にあるこの非常に人気のあるランドマークは、2024年のオリンピック開催に向けて訪問者数が急増している。
金曜日の夜、2台の巨大なクレーンが使用され、重さ30トンの構造物を持ち上げ、タワーの1階と2階の間に設置した。
オリンピック閉会式の17日後の8月28日に始まるパラリンピック期間中、オリンピックの五輪は毎晩10万個のLED電球でライトアップされる。
パラリンピックには、180か国から4,400人の選手が549の競技と22のスポーツに参加します。多くのスポーツは、エッフェル塔、ベルサイユ宮殿、グラン・パレなどのランドマークの近くで開催されます。