2024年6月5日 16時23分
防衛省は同日、中国の無人機「TB-001」が火曜日、鹿児島県の奄美大島付近の海上を飛行したと発表した。中国軍の無人機が同海域に接近したのは初めてだ。
航空自衛隊は戦闘機を緊急発進させて無人機を監視したが、中国の無人機が日本の領空に侵入することはなかった。TB-001は偵察と攻撃用に設計されている。
防衛省統合幕僚監部によると、TB001号機は18日午前から午後にかけて日本近海で目撃された。沖縄本島と宮古島の間の海上を飛行し、東シナ海から太平洋に抜けた。その後、奄美大島の東約200キロの空域まで飛行し、Uターンしてほぼ同じ経路で東シナ海に戻った。