今シーズンこのサーキットで6回目で最後のイベントとなるISUグランプリ・フィギュアスケート中国杯では、日本の千葉百音選手が女子ショートプログラムで、佐藤駿選手が男子金曜で首位に立った。
千葉は重慶で70.86点を獲得し、2位のアンバー・グレン(米国)にわずか0.02点の差を付け、上位5人のスケーターの差はわずか1.78点だった。
2024年11月22日に重慶で開催されるフィギュアスケート中国杯の女子ショートプログラムで演技する日本の千葉百音選手(共同通信)==共同通信
千葉さんは表情豊かな演技を終え、「このプログラムでは笑顔で演技を続けないと高得点が取れなかった。最低限のことはできた」と語った。
住吉リオンは70.48点で3位、渡辺凜花は69.08点で5位となり、日本人スケーター3名全員が土曜日に力強いフリースケートを披露し、12月にフランスのグルノーブルで開催されるグランプリファイナル進出を目指している。
佐藤はミスのない演技で98.75点をマークし、男子グランプリファイナル出場も狙っている。カザフスタンのミハイル・シャイドロフが93.21点で2位、フランスのアダム・シャオ・ヒム・ファが91.22点で3位となった。
2024年11月22日に重慶で開催されるフィギュアスケート中国杯の男子ショートプログラムで演技する日本の佐藤駿選手(共同通信)==共同通信
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