ワシントン –
投資銀行家ハワード・ラトニック氏の中国へのエクスポージャーは水曜日、共和党のドナルド・トランプ次期大統領が同氏を米中貿易戦争の槍先となった政府機関の指揮官に指名したことを受けて、浮き彫りになった。
ラトニック氏が率いる金融サービス会社は、北京に中国国有のチャイナ・クレジット・トラストと合弁事業を展開するBGCグループから、中国企業の米国上場を支援したカンター・フィッツジェラルドに至るまで、中国とのつながりから利益を得てきた。
米通商代表部や商務長官、議員や倫理専門家らが述べたように、金融関係はラトニック氏が中国に新たな関税や輸出制限を課すかどうかの決定を下す際に中国政府から不当な影響を受ける可能性があるのではないかという疑問を引き起こしている。
