2024年6月5日 13時07分
シカゴ(AP通信) — イアン・ハップの今夜2本目の二塁打でシカゴ・カブスが8回に2点をリードし、ノースサイドのチームは火曜の夜、リグレー・フィールドで同じ街のホワイトソックスを7対6で破り、2度逆転した。
ハップのこの試合3本目のヒットは、ジョーダン・リージャーから右翼コーナーへ打たれ、コーディ・ベリンジャーとクリストファー・モレルをホームに送り、ホワイトソックスの1点リードを消し、12連敗を喫した。
ルイス・ロバート・ジュニア選手は、打線に復帰し、左中間席へ438フィートのソロ本塁打を放ち、7回に同点を破り、ホワイトソックスを6対5でリードさせた。オールスターセンターフィールダーのロバート選手は、右股関節屈筋の負傷で欠場していた約2か月ぶりの試合でシングルヒットを放った。
モレルと代打のパトリック・ウィズダムは6回にそれぞれ2点本塁打を放ち、ホワイトソックスの4点リードを消し、5対5の同点とした。カブスは12試合中3度目の勝利を収めた。
ホワイトソックスは4回、カブスの先発・今永昇太投手から5点を奪い返し、打撃力の弱いレニン・ソーサ投手が2点本塁打を放ち、コーリー・リー投手が2点二塁打を放った。
モレルはチームトップの11本目のホームランを打った。しかし、この三塁手はポール・デヨングのチョップを捕球する際にエラーを犯し、ホワイトソックスの4回反撃のきっかけを作った。
ルーク・リトル(2勝1敗)は8回を無失点に抑えて勝利に貢献した。ヘクター・ネリスは9回に四球を出しながらも8度目のセーブを挙げた。
ホワイトソックスの先発クリス・フレクセンは、5イニングで3安打1失点、奪三振4、四球0だったが、その後リリーフ陣が失速した。ホワイトソックスのリリーフ投手4人のうち最後のリージャー(0勝1敗)は、8回で2安打2失点だった。
今永投手は11回目の先発登板で4回1/3を投げ、7安打、5失点(自責点1)を喫した。30歳の日本人左腕投手は6奪三振、無四球で防御率は1.88に上昇した。
今永は5回表の42分間の雨天中断の後、タイソン・ミラーに交代した。
ホワイトソックスは4回に5-0とリードした。反撃の得点のうち4点は自責点ではなかった。
走者が一塁と二塁にいるとき、モレルはデヨングのライン沿いのバウンドボールをバックハンドで打とうとしたが失敗。これによりアンドリュー・ボーンが二塁からホームインし、先制点をあげた。
リーは左翼コーナーに二塁打を放ち、スコアを3-0とした。リーはソサのホームランでホームイン。今季初、通算8本目のホームランとなった。
2023年に大ブレイクし、38本塁打、80打点を挙げたロバートは、4月6日から欠場していた。