海上自衛隊は月曜、米軍のF-35Bステルス戦闘機がサンディエゴ沖の日本の護衛艦「かが」に初着陸したと発表した。
現地時間日曜日の午後3時頃に実施された垂直着陸試験は、いずも型護衛艦「かが」を本格的な空母に変える取り組みの一環である。海自によると、演習は11月18日まで継続される予定だという。
ソーシャルメディアプラットフォームX(旧Twitter)の海上自衛隊のアカウントに投稿された写真には、米軍のF-35Bステルス戦闘機が日本の護衛艦「かが」に着陸する様子が写っている。 (共同)
海自は米海軍や海兵隊と協力し、F35Bが日本の艦艇から問題なく離陸できるか、格納庫への格納や地上走行、給油、整備の手順などを確認する。
「かが」は3月に航空機の着陸に耐えられるよう飛行甲板の一部を耐熱にするなどの大規模改修工事を実施し、9月にカリフォルニア沖での実験のため海自呉基地を出港した。
日本の防衛省は、2021年にF-35Bステルス戦闘機を使用して別の護衛艦「いずも」の離着陸試験を実施した。政府は「いずも」と「かが」の両艦を空母への改修対象艦に指定した。
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