オリンピック男子バスケットボール日本代表スターの川村勇輝選手は日曜、メンフィス・グリズリーズとツーウェイ契約を結んだ後、NBAでプレーする決意を表明した。
23歳のポイントガードは、NBAで戦う4人目の日本人選手となり、初めて国内Bリーグのランクを通過する予定である。
2024年10月14日、インディアナ州インディアナポリスのゲインブリッジ・フィールドハウスで行われたインディアナ・ペイサーズとのNBAプレシーズンゲームでメンフィス・グリズリーズのシュートを放つガードの川村勇輝(NBAE/Getty/Kyodo)
川村さんはインスタグラムで「まだスタートラインに立ったばかり。まだまだ課題はたくさんある」とつづった。
双方向契約の選手は、主に発展途上のGリーグの提携チームに拠点を置きながら、限られた数の試合にNBAチームでプレーする資格がある。
川村の日本代表チームメイト、渡辺雄太はグリズリーズとのツーウェイ契約でプロキャリアをスタートさせ、NBAで6年間過ごし、今シーズンからBリーグの千葉ジェッツに加入した。
川村は「NBAのコートに立ち、チームの勝利に貢献できる選手になれるよう日々努力していきます」と記した。
メンフィス公認の身長173センチの川村は、近年のNBA選手の中で最も小柄な選手の一人となるだろう。
2022-23シーズンのBリーグMVPは当初メンフィスとエキシビション10トレーニングキャンプ契約を結び、グリズリーズのプレシーズンゲーム全5試合でリザーブとしてプレーし強い印象を残した後、ツーウェイ契約に昇格した。
今年のパリオリンピックで日本が開催国フランスに衝撃を与えそうになったとき、彼はゲームハイの29得点をあげて世界中の注目を集め、グループステージの試合は延長戦に持ち込まれたが、最終的には銀メダリストに惜しくも敗れた。
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