2024年10月10日 11時52分
2010年ワールドカップでスペイン代表の優勝ゴールを決め、バルセロナのティキタカを長らく隆盛させた立役者の一人であるアンドレス・イニエスタが、火曜日にサッカー界からの引退を発表した。
40歳のイニエスタは、2度の欧州選手権タイトルと4度のチャンピオンズリーグ優勝を含む22年間のキャリアに終止符を打った。
バルセロナ港近くで行われた式典でイニエスタは「こんな日が来るとは予想もしていなかったし、想像もしていなかった」と感激した様子で語った。 「しかし、ここ数日間の涙はすべて感情や誇りの涙であり、悲しみの涙ではありません。それはサッカー選手になるという夢を持ち、多くの努力、努力、犠牲を払って成功したこの子供の涙です。」
2018年にバルセロナを去って以来、彼は日本のヴィッセル神戸でプレーし、昨年はUAEプロリーグのエミレーツクラブでプレーしていた。
イニエスタは2002年にバルセロナでトップチームデビューを果たし、674試合に出場した。
「人生のクラブと一緒にいること、バルサとそのファンを代表してそのユニフォームを着ることは特別なことだった」と彼は語った。 「それは私にとっていつも楽しい思い出になるものです。」
独特のボールコントロールと優れたプレーメイク能力で知られるイニエスタは、攻撃陣のリオネル・メッシに加え、シャビ・エルナンデスやセルヒオ・ブスケツも所属するバルセロナの中盤を支え、魅惑的で効果的なボールポゼッションで長年繁栄したチームを支えた。ティキタカとして知られるようになったスタイル。
「イニエスタ、あなたのサッカーは永遠に生き続ける」とバルセロナは引退セレモニーをライブ配信した。
イニエスタはカタルーニャのクラブでスペインリーグを9回制覇し、コパ・デル・レイでも6回優勝した。
メッシはインスタグラムでイニエスタについて「最も魅力的なチームメイトの一人であり、一緒にプレーするのが最も楽しかった選手の一人だ」と語った。 「ボールは君を外すだろうし、我々全員もそうするだろう。いつもあなたの幸運を祈っています、あなたは現象です。」
バルセロナのライバル、レアル・マドリードは「スペインと世界のサッカー界の最大のレジェンドの一人に対する認識、賞賛、愛情」を表明した。