ホーム jpn 中国、石破首相の「アジア版NATO」構想を批判

中国、石破首相の「アジア版NATO」構想を批判

3
0


中国は火曜日、日本の石破茂新首相が提案したアジアにおけるNATOのような安全保障構造に関する構想を批判し、日本に対し安全保障分野で「排他的な軍事同盟への関与をやめ」、「言動に慎重になる」よう求めた。 。

中国国防省の呉謙報道官は声明で、日本は軍拡から「国際社会の注意をそらす目的で、存在しない『中国の脅威』を誇大宣伝」しており、中国政府はこれに「断固として反対」していると述べた。

防衛専門知識で知られる石破氏は、米国のシンクタンクに寄稿し、10月1日の就任数日前に発表された論評の中で「アジア版NATO」創設を提案し、それが「中国を抑止するために不可欠」であると述べた。

しかし、この考えには国内外から懐疑的な見方があり、同氏は月末に予定されている総選挙に向けて物議をかもしている問題を後回しにしているようだ。

中国は日本に対し「地域の平和と安定の維持に役立つことをさらに行う」よう求めていると呉氏は付け加えた。

同氏はまた、東京は近年、平和憲法と専守防衛政策に基づく制限を「継続的に超え」、軍備を大幅に拡張しており、アジアの近隣諸国や国際社会の警戒を引き起こしていると主張した。

石破氏は与党・自民党に対し、アジア北大西洋条約機構(NATO)構想を議論する機関を設置するよう指示しており、同機関は10月27日の衆議院選挙後に開始される予定だが、自民党は選挙公約でこの構想について明確に言及していない。


関連報道:

石破首相、ASEAN関係の緊密化に注目、中国の主張を警戒

石破首相、今後のASEAN会議で「アジア版NATO」を持ち出さない






もっとニュース

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください