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JICA職員、フィリピン鉄道プロジェクト情報漏洩の疑い

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国際協力機構(JICA)職員がフィリピンの日本支援鉄道改修事業の入札手続き前に東京の建設コンサルタント会社に機密情報を漏洩した疑い

2018年5月、JICA職員が日本の円借款によるマニラのMRT3号線改修事業の概算事業費とフィリピン政府の人員計画を漏洩した疑い読売新聞の報道によると。 JICAは政府開発援助(ODA)として知られる日本の海外援助のほとんどを担っています。

この社員は総額381億円のプロジェクトの遅れを防ぐため、入札に応じる業者を事前に確保するつもりだったという。

青木一彦官房副長官は火曜日の記者会見で、プロジェクトに関する情報が漏洩したことを認めた。

同氏は「政府は情報漏えいの発生を重く受け止め、再発防止に向けてJICAの取り組みを厳しく監督していく」と述べた。

マニラがプロジェクトの入札を募ると発表した日に東京のコンサルティング会社に送った電子メールの中で、JICA職員は同社に感謝の意を表し、このプロジェクトは「JICA史上最速」であると称したと日刊紙が水曜日に報じた。同紙によると、このメールは同社が入札に参加し、その後の手続きがスムーズに進むことを想定して送信されたものとみられるという。

漏洩が起こる直前に、日本の外務省は金利0.1%、返済期間40年など、同プロジェクトへの円借款の詳細を発表していた。

JICAは7月、調達機密情報を漏洩した職員に対し停職1カ月の懲戒処分を発表した。

政府データによると、2017年から2021年までにフィリピンに提供されたODA総額は113億ドルだった。



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