岐阜 –
徳仁天皇と雅子皇后は月曜日、国民文化祭の開会式に出席するため、新幹線で岐阜県を訪れた。
両陛下は正午前に岐阜羽島駅に到着された。駅に集まった市民に手を振り、笑顔を見せた。
天皇、皇后両陛下は、岐阜市内の施設で第39回国民文化祭と第24回全国障害者芸術・文化祭の開会式に出席された。
式典の冒頭、夫妻は他の参加者とともに、1月1日の地震と9月に能登半島を襲った豪雨災害の犠牲者に黙とうをささげた。
徳仁天皇は能登災害で被災された人々にお見舞いの意を表した上で、祭りが文化芸術活動の幅を広げ、新たな文化の創造につながることを期待していると述べた。
その後、夫妻は式典関係者らと会談した。天皇陛下は、舞台上で朗読を行った視覚障害のある地元高校3年の古田百花さん(18)に「たくさん練習したのか」と尋ねた。
火曜日、夫妻は障害者フェスティバルの展示物を視察し、岐阜各務原航空宇宙博物館を訪れ、夕方に東京に戻る予定だった。