宮内庁は、元皇后美智子さまが火曜日午前、右大腿骨骨折の手術に成功したと発表した。
元皇后美智子さま。 (共同)
89歳の元皇后は日曜夜、バランスを崩して公邸で転倒し、右足に激しい痛みを感じ、翌日午後の病院での検査で大腿骨上部の骨折が判明したと同庁が発表した。
東京大学医学部附属病院に入院した皇后さまは火曜日午前5時に手術室に入り、午前7時20分頃に病室に戻った。最長2週間の入院が見込まれている。
側近らによると、夫の明仁前天皇は手術が成功したと聞いて安堵した様子だった。当局は、彼女の退院の正確な時期はリハビリの進捗状況によって決まると述べた。
元皇后は2022年に明仁上皇とともに赤坂の仙洞御用邸に移った。その3年前、皇后は約200年ぶりに退位した日本の君主となり、長男の徳仁天皇が跡を継いだ。
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