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台湾、海峡を越えた史上初の同性婚を正式に登録

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月曜日、台湾人と中国本土の同性愛者のカップルが台湾で正式に婚姻届を提出し、同島で初めて合法的に結婚した海峡を越えた同性カップルとなり、完全な結婚平等を推進する上で画期的な進展となった。

高雄在住のライアンさん(38)と北京出身のリさん(48)は、南部の港湾都市にある戸籍事務所から待望の結婚を認める書類を受け取った。

2024年10月7日、台湾の高雄でお祝いをするライアンさん(共和党)とライさん(ともに仮名)。南部の港湾都市にある戸籍局から結婚を認める書類を受け取った。 (共同)

ライアン氏は共同通信に対し、「長い間待っていたので、ようやくこの瞬間に勝利するなんて、本当に非現実的な気分だ」と語った。 2人は2019年11月に米国で結婚登録した。

台湾は2019年にアジアで初めて同性婚を合法化し、昨年にはこれまでの解釈を変更し、相手国が同性婚を認めていない場合でも国民と外国人パートナーとの同性婚を認めるとした。

しかし、国家安全保障上の懸念と台北と北京の複雑な関係のため、海峡を越えたカップルのほとんどは例外として扱われた。

台湾で結婚を法的に認める訴訟で夫婦が部分的に勝訴したことを受け、台湾本土問題委員会は9月19日、第三国で結婚した海峡を越えた同性カップルは台湾で婚姻届を提出できると発表した。

シビル・パートナーシップ権促進台湾同盟によると、ライさんは2016年に高雄でライアンさんと初めて会った。しかし、2020年10月に台湾でライさんに再会してほしいとの申請は当初、島の入国管理局によって拒否されたという。

ライアン氏は、海峡をまたぐ同性愛者のカップルに「特別な基準」を設定すべきではないと述べた。 「近い将来、結婚の平等が実現し、台湾(の人々)が世界中の誰とでも同じように平等に結婚できることを願っています。」

婚姻届を提出する前に、夫婦は第三国での結婚が真実であることを確認し、ライ氏が安全保障や諜報上のリスクをもたらさないことを確認するために、台湾当局から個別に事情聴取を受けた。

会見の過程について問われたライト氏は、政治的問題を評価する術がないため意見はないと述べたが、身元調査などすべての手続きが適切に行われる限り問題はないとの考えを付け加えた。

中国と台湾は内戦により1949年に分裂して以来、別々に統治されてきた。


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